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施工情報システムとは |
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コンストラクションカードを利用して、建設現場の施工管理全般を支援するシステムを施工情報システムといいます。
施工情報システムは、大きく3つの分野に分かれてシステム化されています。
現在、システムが完成して使用されているのは、工事事務情報管理の部分です。その他のシステムは、開発中です。
建設現場(作業所)において、コンストラクションカードを活用した全体システムを、「作業所システム」といっていますが、その全体像は図のようになります。
現場を取り巻く、様々な会社との情報交換にカードが使われ、作業所内ではこれらのカードに記載された種々のデータを統合管理することによって、施工が効率的に迅速に行われることを狙っています。
工事事務情報システムとは、建設従事者の持つコンストラクションカードに、資格免許、健康状態など現場で必要となる種々のデータを記録しておき、毎日の就労に際して、健康管理、安全管理、就労管理などを効率的に実施する目的で使われています。
カードが共通になっていますので、異なる現場でも共通して使うことができます。
このシステムでは、以下の3つの業務を行えます。
- 新規入場者アンケートの自動作成
共通のカードにデータが入っているので、新しい現場においては、そのデータを活用して自動的にアンケートを作成できます。
- 現場入退場管理
建設就労者は、毎日、作業所の出入り口に設置された通門ターミナル(カード読み取り装置)を使用すれば、入退場の記録、資格免許の有無など就労管理を自動化できます。
- 各種帳票類の自動作成
労働安全帳票は種類が多く、負担の多い作業ですが、法令書式にもとづいた各種帳票類が自動で作成できます。
建設機械を管理するためのシステムです。複数の現場で共有されることの多い建設機械の安全や稼動履歴などを可能とするシステムとなっています。機能は大きく以下の3つに分かれています。
- 稼動管理システム
建設機械の稼動データを、車載ターミナル(カード読み取り器)からオペレータのカードに記録し、作業日報などを自動作成します。
- 機械安全システム
オペレータの運転免許・資格を記録したカードを、機械のキーとして使用します。
- 履歴管理システム
建設機械の整備を効率化するため、機械の履歴データを自動的に記録するシステムです。
施工管理には、品質管理、出来型・出来高管理、資機材管理、安全管理など多岐にわたる管理項目があります。このうち、作業所が、外部の関連する資材会社や協力会社などとコンストラクションカードに記載したデータを交換することによって、管理を効率化しようとするものです。
これには、幾つかのシステムが検討されていますが、生コンの納品管理への適用をシステム化(試行システム)した事例を紹介します。従来の納品伝票をカード化し、技術的なデータをも記載して受け渡しを可能としたものです。この概要を図に示します。
コンストラクションカードの共通規格を保持し、建設現場で広く普及させるためには、カード運用の全般を管理センターが運営し、この管理下のもとで、実際にカードを発行する作業を担う発行センター(複数)とが協力して運用しています。
利用者(会社)は、発行センターへカード発行依頼を行って、カードの交付を受けます。
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