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建設ICカードとは |
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ICカードは、広い意味ではICを利用したカード状のものを含みますが、一般にはクレジットカード等と同形状のプラスチックカードに、マイクロプロセッサやICメモリーなどのIC(Integrated
Circuit:集積回路)チップを内蔵したもので、情報のコントロールおよび記憶を可能にしています。そのため、偽造や不正使用が難しく情報の機密保持性に優れ、また、磁気カードに比べて大きな記憶容量をもった多機能カードです。
- ICカードに埋め込まれているICは、情報の書込みや読出しを制御するためのCPU(Central Processing Unit:中央処理装置)と、このCPU駆動用のメモリーおよび一般データ記憶用のメモリーから構成されています。
- CPU駆動用のプログラムメモリーは通常マスクROM(Read Only Memory:読出し専用メモリー)化されている場合が多いです。また、RAM(Random
Access Memory:書込み可能メモリー)を有し、入出力データや演算データを一時格納し、出力側やメモリー側に引き渡します。
- 一般データ記憶用のメモリーにはPROM(Programmable Read Only Memory:書込み可能なROM)が使用される。PROMの容量は現在32kバイトの大容量まで開発されてます。
- 建設ICカードは8kバイトのICカードを使用しています。

- ICカードの基本システム
ICカード利用の基本システム

- 建設ICカード施工情報システム
工事事務情報管理システム

- 建設ICカードは、建設業界でICカードを情報媒体として共有化できるように、カードの機能特性、物理特性の仕様をISO,JISに準拠して(社)日本建設機械化協会規格として標準化しています(JCMAS
G001-1,2)。個人カード、会社カード、機械カードなどに使用できます。
- 建設現場で必要とされる情報内容を標準化し、共通して利用できます。
- パスワードによるセキュリティ機能で、カードデータの読み出し、書込みの権限を設け、データの信頼性を確保しています。
- カードとパソコンを利用して、現場の労務管理、機械管理、施工情報管理などを正確に迅速に処理できます。
- 何処の現場でも共通して使用できるカード
- 所持者にとっては、身分証明、履歴証明、保有資格
- 現場にとっては、労務管理の合理化
- 建設現場のイメージアップ
建設ICカードの個人カードには以下のような情報が記録されます。
- 基本情報:ID番号、氏名、発行年月日、性別など
- 個人情報:現住所、緊急連絡先、保険・年金等、健康診断情報など
- 免許・資格:免許・資格コード、免許番号、有効期限など
- 特別教育履修:特別教育名、実施日等
- 現場履歴:過去12現場の履歴が蓄積される。機械オペレータにも使用できる
- 入退記録:最大50件の入退記録
- 機械情報:機械管理等に自由に使えるエリア
- フリーエリア:現場で自由に利用できるエリア
個人情報等プライバシーに関する情報も含まれるので、ファイルにはパスワードによるセキュリティがかけられています。
現在、労務安全管理に利用できる工事事務管理システムが標準化されており、普及展開を進めています。建設現場で仕事をするすべての人が個人カードを保有し安全・快適に仕事ができることが目標です。
また、機械管理システムの標準化についても進めており、無資格運転の排除、稼働時間の管理などに有効に利用できるようになります。
さらに、勤退共、クレジットカード、保険などとの将来の共用カードについても研究中です。 |
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